Leonardo da Vinci

レオナルド・ダ・ヴィンチの夢とジェイテクトの技術

機械を作る機械!
レオナルド·ダ·ヴィンチが夢見た未来のモノづくり

身の回りの機械はどうやってできている?その原点はルネサンスに。

私たちは自動車やパソコンなど、様々な機械に囲まれて生活をしています。これらの機械は、大小様々な部品が組み合わさってできています。今回は、部品を作り、組み合わせて機械を作る装置のお話しです。
その原型が産まれたのは、ルネサンスの時期(14~16世紀頃)に逆上ります。ルネサンスと言えばミケランジェロ、ラファエロといった作家たちが多くの美術作品を生み出したイメージが強いですよね。しかし、工業的な製品も多く開発された時代でもあるのです。レオナルド・ダ・ヴィンチは「モナリザ」などの絵画で有名ですが、ベアリングやステアリングなどの機械が動く仕組みを多く考え出していた、というのはこれまでご紹介してきたとおりです。彼はその他にも、機械の力でモノを加工する装置のアイデアも残しています。例えば、「ざらざらの石を綺麗にみがく」、「木の真ん中だけをくり抜く」、「金属の板に細かいミゾを付ける」ことができる機械のアイデアです。これらのアイデアは、現在でも使われている、機械を作る装置の原型の一つだと言われています。

機械を作る機械、その名も工作機械!

木材や金属などの素材を「けずる」、「穴をあける」、「みがく」、「切る」ことで部品を作る。また、部品同士を「くっつける」、「組み合わせる」ことで機械を作る。このように部品を作ったり、部品を組み合わせて機械を作ることができる装置のことを”工作機械”といいます。
例えば、鉄できた歯車などの部品はどのように作っているのでしょうか。じつは、硬い石を金属に押し当てて削ることで作られています。最近では、従来では難しかった形に短い時間で削りだすことができるものや、1ミリの1000分の1のずれもないように正確に削り出すことができるようなものが求められています。ジェイテクトの工作機械は、そのような難しい注文にも応えられることから、世界中から高い評価を受けています。

工作機械も進化中!

皆さんの身の回りの機械。年々生活を便利にする機能が高まり、進化していますよね。工作機械も、皆さんから見えないところで進化を遂げています。以前は「大まかにけずる」、「きれいに仕上げけずりをする」、「余分な部分を取りのぞく」、「みがく」、「穴をあける」と、五台の工作機械で部品を作っていたところを、ジェイテクトのギヤスカイビングセンターという工作機械では、たった一台で以前よりも正確に、かつ短い時間で部品を作ることができます。そのため、小さい工場でもたくさんの種類のものを作ることができるようになりました。工作機械は機械を作る母なる機械ということで、「マザーマシン」とも呼ばれることもありますが、まさにその名の通りです。日本のモノづくりは世界でもトップクラスと言われていますが、それを支えているのが工作機械なのです。
将来は工作機械どうし、さらには工場と工場が連絡を取り合って、複雑な製品を効率的に作ることができるようになると期待されています。そうなると、今よりも早く安く製品を作ることができますし、今まで無かった製品も作れるようになるかもしれません。ジェイテクトでも工場全体の工作機械をつなぐスマートファクトリーを築くお手伝いを通じて、世界中のモノづくりを下から支えています。レオナルド・ダ・ヴィンチの夢見た技術の更なる発展の姿は、とても楽しみですね。

作成協力 株式会社リバネス

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